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御在所岳日記

国見岳・ヤシオ尾根の花見登山。アカヤシオは表年で良く咲いているが不満がある。ヤシオ尾根では花期の終了間近。国見岳の県境尾根では最盛期だが、昨日の低温と強風で花が痛んでいる。国見岳山頂部ではツボミが多い。注文通りにはいかないものだ。

登山日
2016年4月30日土曜日
ルート
裏道-藤内小屋-腰越峠道-ヤシオ尾根-国見岳-御在所岳-ロープウェイ

気象

昨日は四日市の市街地でも肌寒く強風が吹き渡った。今日の北海道は積雪とのこと。三重県の大気の状況によれば、昨日の御在所岳山頂では最低気温0.2度、風速15m以上の強風が吹き荒れていた。開花が早かったアカヤシオにとって、ダメージになったことは間違いない。

ヤシオ尾根

蒼滝トンネル西口駐車場を6:17に出発。藤内小屋の宿泊客か、8人(3組)くらいの下山者と出合いながら裏道を登る。藤内小屋から腰越峠道へ。乾いていない靴跡で先行者の数を詮索する。腰越峠経由は時間的・体力的に辛いので、何時ものように登山地図にある最短ルートで登る。赤旗掲揚台に旗はなし。

写真1
写真2

尾根端部に登り着くと展望が開ける。御在所岳の写真を拡大すると、中道1100mのテラスに登山者がぽちぽち。

写真3

ユルギ石の辺りも拡大してみる。ユルギ石は何処からも良く見える。昔々、この山を「ユルギ石山」を呼称していたことを実感できる。

写真4

キノコ岩は満員。スルーして県境尾根へ。

国見岳の県境尾根

写真5
写真6写真7

県境尾根。期待したほどでないが良く咲いている。

写真8

桃岩。桃のように見えないことはない。何故か落ち葉が寄りつかないようで、白砂の上に乗っかっている。シャクナゲを探したがツボミが見当たらない。

写真9

国見岳山頂から。この辺り、場所によってはアカヤシオのツボミが沢山落ちている。2日もあれば、もう少し開花を期待できるかも知れない。

写真10

国見岳南峰から御在所岳。

写真11

見事にアカヤシオが咲いてはいるが、花は傷んでいる。

御在所岳

写真12

朝陽台はそれなりに咲いている。まだ、ツボミが多いか。時間の都合で直ぐにロープウェイで下山した。

ロープウェイなど

写真13写真14

下山はヒザを労って、また御在所ロープウエイを利用。大黒岩に登山者多数。見下ろせば大黒岩の岩稜にクライマー2人が取り付こうとしている。真似は出来ない。今日は観光客多数で、ロープウェイは所要時間12分で運転していた。下車後、駐車場まで25分。

行程表

6:17蒼滝トンネル西口駐車場
6:54藤内小屋
8:51青岳
9:46国見岳
10:07国見峠
10:25御在所岳・裏道九合目
11:20駐車場

備考

御在所ロープウエイのサイトでは、アカヤシオの開花状況を「山上:見頃、中腹:終了、山麓:終了」と表示している。果たして山麓にアカヤシオが咲くものか。胡散臭いサイトと認識はしている。

(作成 2016.04.30)