鈴鹿山脈／登山日記

記録

６：５３、中道登山口の駐車場を出発。スカイライン側駐車場の利用率は８０％超。中道を登り始めると平衡感覚に余裕がないと感じる。ふらつくことは無いがフワフワとして気持ち悪い。薬の副作用か。抗生剤ミノマイシン１００ｍｇを処方され、１２時間間隔で３度目の服用をして自宅を出て来たのだが。

８５０ｍの展望台まで来ると四日市港が輝いている。小笠原諸島にある台風の影響なのか強風が吹き抜ける。家族連れに混じって慎重にキレットを通過し、木梯子を登れば何時ものタムシバ。見上げれば花芽をたくさん付けている。来年は良いかも。

胸突き八丁の溝道から飛び出せば、再び大展望。撮影した写真を拡大してみた。上は四日市ドーム。霞地区には巨大なＬＰＧやＬＮＧの平底円筒形貯槽が写っている。下は塩浜地区のコンビナートの向こうに中部国際空港が見える。背後の知多半島に見えるのは武豊火力発電所の集合煙突か。左端では碧南や渥美半島の施設が白く光っている。薄く見えるのは蔵王山か。

御在所ロープウエイの山頂駅はシャッターが降りて閉鎖。強風のために運休だが、駅舎内には明かりが灯る。軽四トラックが走り、レストランには従業員の姿が見える。一方、御在所自然学校（旧カモシカセンター）は閉鎖されている。閑散とした遊歩道を三角点まで歩き、表道の東多古知谷へと降りた。ダイモンジソウが咲き始めた。

虹をまとった百間滝を望み、表道を登山口まで下りて旧道を帰った。帰着した駐車場から下り運転するロープウェイのゴンドラが見えた。