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御在所岳日記

アカヤシオの見納め。朝明渓谷からブナ清水、国見岳、御在所岳、上水晶谷左岸尾根(北西尾根)、千種街道を周回した。山頂部ではアカヤシオが、伊勢谷登山口の入口付近ではシロヤシオが、ともに良く咲いていた。

登山日
2014年5月10日土曜日
ルート
朝明渓谷-ブナ清水-国見岳-御在所岳-上水晶谷左岸尾根(北西尾根)-千種街道-根ノ平峠-朝明渓谷

朝明渓谷・ブナ清水・国見岳

写真1

朝明渓谷の駐車場で500円を支払って出発。駐車場利用率は30%くらい。伊勢谷を右岸に渡ると最初のシロヤシオ(610m)に出合うが、今年は良く咲いている。どうやら表年の雰囲気が濃厚だが、良く解らない。680mの登山道崩壊地点に良く咲いたシロヤシオがあったが、それ以降は花を見なかった。

水害後の復旧とササ枯れで快適な伊勢谷登山道を登り、ブナ清水の標識で左折。若葉の展開が始まった樹林は陽射しで明るい。アッという間にブナ清水に到着したと感じるのは感覚麻痺の証拠か。地形図に現れない台地のシワ状起伏を幾つか越えて尾根道に変わればアカヤシオの花が現れた。ヤシオ尾根上の登山道は間近だ。

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途中、四日市大学自然環境教育研究会に対する自然公園法の許可証(平成25年5月付)とブナ位置調査の地図が掲示されていた。ブログ風の記事に「鈴鹿山脈ブナ林毎木調査をほぼ終了」があり、「鈴鹿山脈最大のブナ林であることが判明しました。」とある。しかし、四日市大学環境情報論集とか紀要でネット検索しても適当なモノが出ない。

ヤシオ尾根や県境尾根のアカヤシオは散り始めているが良く咲いている。国見岳の山頂以降は登山者がやたらと多くなった。9日付け新聞各紙の記事の成果か。

御在所岳・上水晶谷左岸尾根(北西尾根)・千種街道

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御在所岳に移動し、鈴鹿国定公園記念碑から上水晶谷左岸尾根(北西尾根)へ入る。この尾根に入ると、直ぐにアカヤシオの花が無くなってしまうのは不思議。1155mを通過後、左の尾根に下りそうになり軌道修正。まだ踏み跡が不鮮明。

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千種街道に下りると登山者の往来が意外なほどに多い。あとは朝明渓谷に引き返すだけなので、朝に見たシロヤシオなど、ゆっくりと道草しながら帰った。

行程表

7:36朝明渓谷駐車場
8:34ブナ清水入口標識
8:59ブナ清水(8:59-9:04)
9:36ヤシオ尾根登山道に出る
10:28国見岳
10:48国見峠
11:03御在所岳裏道9合目(山頂遊歩道)
12:03国定公園記念碑から上水晶谷左岸尾根に入る
13:16千種街道に下りた
15:39駐車場
(作成 2014.05.11)