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御在所岳日記

アカヤシオの開花前線(中道)は斜面を駆け上るが、それに付いていく花が少ない状態だった。ようやく1000m付近で花の密度が上がってきたようだ。

登山日
2013年5月3日金曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

山行記録

蒼滝トンネル西口の駐車場に自動車を置く。車は3台でガラガラ。鈴鹿スカイラインを歩くとウリハダカエデの花がぶら下がっている。自動車が通過すると花が風に揺れる。パトカーが現れたが揺れない。今日も駐車違反の監視。厚顔無恥の輩がとんでもない路上駐車をするので仕方ないことだ。

写真1写真2

三重県のコンクリート杭から割谷左岸の道に入り、小峠経由で中道へ向かう。ロープウェイの索道下が伐採されて、大方は青天井の道になった。少し時間を要するが、荒れた木の階段道を登らなくても良い。

写真2
写真3

1000mの展望台から中道を見上げる。ようやくアカヤシオが色付いてきた。低温傾向で開花が遅れている。ただ、大きく乱高下する気温に開花の早い株が反応し、開花前線だけは僅かな花と伴に既に1170m(山頂の富士見岩直前)まで上昇している。

写真4

テラスから見る岩壁北面の斜面。咲き出した。膨らんだツボミや堅いツボミ。状態はバラバラだ。(テラス脇の矮木はツボミ少なし。近年、足下を切り払われたせいか。)

写真5

山頂・富士見岩周辺のアカヤシオは開花していない。その先の朝陽台へ行くと、早くから咲いた一株は既に散り始めているものの、大方は開花直前の赤いツボミだ。満開は連休後になってしまいそう。

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朝陽台や三角点のアカヤシオはまだ寂しい。されど、山頂といっても高度や日射条件など様々。しばらく遊んで裏道を下山した。

写真9

道すがら、花はないかと見に行くとゴッソリやられている。学名ヒトによる仕業だ。学習能力が高いとされているが、残念ながらサル程度の連中も混ざっているらしい。

スカイラインに近づくと、堰堤工事用道路の南側斜面が潰されている。イワウチワが群生していたのだが。5月31日まで護岸工事との看板が立てられていた。

早川酒造「早春」

写真10

連休中に飲む酒がない。ロープウェイの売店で購入した地酒が気に入ったので蔵元へ仕込みに立ち寄った。菰野町唯一の小さな造り酒屋、合名会社早川酒造である。

田光経由で到着すると店の前は水田。西に鈴鹿山脈の山々が並ぶ。

店頭には酒が4本。そのうちから生酒2本を購入した。一升瓶では冷蔵庫に入らないので4合瓶である。「中取り」とある。「あらばしり」と飲み比べる機会などないが期待感・大である。

行程表

6:19蒼滝トンネル西口駐車場
8:43富士見岩(中道終点)
11:27国見峠(裏道)
13:19駐車場
(作成 2013.05.04)