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  3. 2011年7月17日

鈴鹿:御在所岳日記

平年より17日早い梅雨入り、そして梅雨明けは7月8日で13日早いとのこと。好天が続いたが、今日の御在所岳は雨になった。

登山日
2011年7月17日日曜日
ルート
中道-御在所岳-武平峠

記録

鈴鹿の山は雲のなか。早い時刻に旧料金所を出発した。路面に落ちた花はネムノキ。立ち止まり見上げても、この空では花色が冴えない。小鳥の鳴き声を聞きながら、中道登山口へ歩く。日の出の時刻は5時前だが、まだ登山道は薄暗い。

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セミは鳴き始めていない。オバレ岩を過ぎると霧が濃くなり、山頂の雨を覚悟する。地蔵岩を過ぎると、立岩入口の茂みでウグイスが鳴いていた。ウグイスは縄張りを作るので、この付近の主なのだろう。結構、上手に囀っている。朝陽台まで、少なくとも4ヶ所でウグイスの囀りを聞いた。

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山頂・朝陽台を歩くうちに雨になった。木の葉のフラクタル次元は2で太陽光の吸収には充分なのだとか。しかし、雨宿りには不充分、雨傘を引っ張り出した。今年はノリウツギやリョウブの花が多い。この時期の花は小さいモノが多い。ナツツバキは例外的に大きいが、直ぐに散ってしまう一日花とのこと。沙羅双樹として、京都の寺に連れて行かれたことがあるが、迫力不足で印象が薄かった。音声データ:ウグイスの囀り、雨降りの山頂遊歩道にて(約90秒、383kb)

天候回復の予兆が見えないので、峠道を下ることにした。チロリン村には作業小屋が残っていたが、これも撤去されトタンの廃材が残るのみ。ササでズボンを濡らして武平峠に下りる。武平峠から三重県側へ下りる登山道は、予想外に良く整備されていた。

写真9写真10

御在所山の家のナツツバキはたくさんの花を付けている。山小屋は窓を開け放たれて、夏営業の準備だろうか。帰り着いた旧料金所では、いつものように自動車が溢れているが、みんな雨の中。

行程表

5:32旧料金所
7:40富士見岩
9:00峠道下山口
9:35武平峠
10:32旧料金所
(作成 2011.07.17)(最終改訂/書式等 2012.01.17)