御在所岳日記
鈴鹿スカイラインの復旧工事に伴い閉鎖されていた表道登山道の通行止が解除されたので下山に利用した。アカヤシオの開花は大幅に遅れている。
- 登山日
- 2011年4月24日日曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-表道
中道
6時17分の出発、料金所跡の駐車率は2割ほど。空は青く澄んでいる。中道を登れば、5号塔付近までアカヤシオの優しい花色が見えた。登山道沿いには、ミツバツツジとアカヤシオが混じって咲いているが、あまり花数は多くない。
オバレ石でもアカヤシオは咲いているが、花は多くない。地蔵岩を過ぎ(890m)て2輪の花を見たが、残りのツボミは1-2日先の開花になりそうなので、こちらの開花認定は見送った。5合目標識がある展望台の手前付近(840m)が今日の開花前線のようだ。
先週の様子から開花前線の上昇はまずまず。しかし開花している株は少なく、花数も少ない。現場の気象データがないので滋賀県土山の平均気温を使用して、良好に開花した2005年と比較してみた。先週は気温上昇が足踏みをしている。昨年の猛暑の影響も気になるが、今後に期待しよう。
立岩に花色なし。キレットではツボミが膨らんでいる。数日で開花だろう。木梯子を登ればタムシバだが、やはり花の少なさが気になる。
山頂
山頂には雪が残っている。芭蕉池ではミズバショウが多数咲いており、ロープウェイで上がってきた観光客の姿も見える。
しかし、空模様は一転、青空はなく、強風に雲が飛ぶように流れる。昼過ぎから所により雨との天気予報を朝のラジオで聞いたが、直ぐにも降り出しそうな雰囲気。雨に降られては厄介なので、早々に下山と決めた。ルートは表道。
表道
表道は鈴鹿スカイラインの災害復旧工事による通行止が解除された。
不動明王の石像に近づくと西側斜面が削られて、断崖絶壁の状態で道路を見下ろすことになった。勿論、手すり付き。登山道は、場所によっては狭いコンクリートの階段になっている。工事物品が遺棄されており足下は要注意。
表道で出会った登山者は4組11名。そして、アカヤシオはほとんど咲いていない。三ツ口谷に立ち寄ったが同様に寂しい。次週は気温が上昇し、一気に開花することを期待したい。
行程表
6:17 | 料金所跡 |
9:04 | 富士見岩 |
9:25 | 表道下山口 |
11:28 | 料金所跡 |