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  3. 2011年4月17日

御在所岳日記

中道と裏道の定番コースを歩いた。今年は残雪が多く、アカヤシオの開花も遅れていた。御在所岳のツツジなどが隔年開花するならば、今年は表年になる。昨年の猛暑の影響が気になるが期待したいところだ。

登山日
2011年4月17日日曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

記録

写真1

7時を過ぎたが、鈴鹿スカイラインの料金所跡は7割程の駐車率。ここから武平峠までの間は、相変わらず災害復旧工事で通行止が続いている。

中道を登れば、歌碑周辺と、裏道への連絡路分岐の下でアカヤシオが開花した。先週に見上げたときには、今日の開花は危ういと感じたが間に合ったようだ。いずれにせよ遅い開花ではある。オバレ石でもツボミが膨らんでいる。登山道を離れて5号塔へ向かうと「愛」と彫られた石版を見つけた。何を考えているのやら。「愛」が意味するものは多様で、受け取る側次第ではありますが。

写真2写真3

タムシバは7合目標識(1000m)まで咲き上がっているが、期待したより花数が少ない。御嶽山、乗鞍岳が雲の上に姿を見せ、登るに従い釈迦ヶ岳の背後から異様に白い白山が現れる。幾筋もの飛行機雲が青い空に鮮やかだ。

写真4写真5

山頂では、この時期にしては残雪が多い。花を探せば、マンサク、バイカオウレン、そしてタテヤマリンドウ。蛭ヶ野から移植されたというミズバショウも咲き始めた。表道下山口のロープが撤去されたので、表道登山道は利用できるようになったらしい。

スキー場から国見峠へ下りて、冬枯れで明るい裏道を行く。まだ、小学校入学前と思われる子供を連れた家族連れが登って来たが、子供は嫌がっている様子。山嫌いの子供が出来上がりそうだ。

写真6写真7

砂防ダムの工事現場を過ぎると、先行く人がイワウチワを見つけた。ややピンク色が濃いものが混じって綺麗だ。

写真8写真9

スカイラインに下りたものの物足りないので、割谷の道から3号塔経由で東尾根に登った。大方はまだツボミだが、アカヤシオ、ミツバツツジが開花している。このままでは、山頂部でのアカヤシオの見頃は、昨年同様に連休後半までずれ込むだろうか。

行程表

7:11鈴鹿スカイライン・中道登山口
9:49富士見岩
11:27三角点
14:08鈴鹿スカイライン・裏道登山口
(作成 2011.04.23)(最終改訂/書式等変更 2012.01.21)