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御在所岳日記

開花が遅れていた御在所岳のアカヤシオだが、中道登山道の開花前線は山頂に達した。しかし、朝陽台周辺の花は少なかった。

登山日
2010年5月5日水曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

記録

気温の低温傾向が一転し、連休後半は初夏の陽気で暑い。御在所ロープウェイによれば山頂のアカヤシオも開花したらしい。料金所跡を出発して中道を登る。

写真1写真2

御在所岳の東斜面を見上げれば、最上部までアカヤシオの花色を見られるが、濃度は薄くて裏年の様相だ。鎌ヶ岳で東側の尾根を歩くときは、咲き誇る花々に表年・裏年があるものか疑問に思うのだが。地蔵岩で日陰に咲く花を覗き見る。4月29日から同じ花を見ているが、一週間が経過して少し痛み始めた。

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1000mの展望台から尾根を見上げる。ようやく、咲く花で賑やかになった。

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溝道を飛び出せば1100m、テラスでも開花している。5月1日のツボミの様子から、開花まで時間が必要と思えたが、よくもこれだけ咲いたものだ。アカヤシオの開花にとって、気温上昇の影響は絶大なのだろう。

時刻が早いためか、連休最終日ゆえか、見かける登山者は少ない。ラジオを鳴らす夫婦から距離を取るが、何度も追いついてしまう。通勤ラジオでつボイノリオを聴きながら歩くこともあるのだが、今はウグイスのさえずりを聞いていたい。

写真9写真10

中道の開花前線が富士見岩に到着したのは昨日か、今日の雰囲気。山頂(朝陽台)では、既に五部咲きの樹が散見されるものの寂しい。ユ-スホステルに向かう禁断の遊歩道では良く咲いていることが遠目に解る。貯水池を含めて周回ルートにすれば良いと思うのだが余計なお節介か。

写真11

スキー場から国見岳南面の花を眺めて、国見峠、裏道を早々に下山した。午後は山歩きに時間を使えない。

鈴鹿スカイラインが湯の山街道と合流するところで、新名神高速道路の小さな看板に気づく。平成30年度には、ここに片岡温泉を見下ろすように高速道路が建設されているのだろう。

菰野町役場の北には菰野ICが計画されており、音羽地区では3月末に地元説明会が開催されている。残った四日市北-亀山西の間も具体的に動き出した。

行程表

6:31鈴鹿スカイライン・料金所跡
8:30富士見岩
9:05スキー場
10:23スカイライン裏道登山
(作成 2010.05.07)(最終更新/書式等 2012.02.12)