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御在所岳日記

裏道登山道は土石流災害から1年、荒れた谷も見慣れた風景になってしまった。

登山日
2009年8月30日日曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

記録

前回から4週間が空いた。鈴鹿スカイラインは、相変わらず蒼滝大橋で通行止。自動車を止めると、偶然、OBのKさんと出会った。膝が痛むとか、人ごとではない。ゲート西側には多数の自動車が入っており、何かあるらしい。

蒼滝トンネル西側の崩壊は、斜面にコンクリートが施工された。まだ、ネットの補修工事が必要だが、秋には料金所跡まで開放されることを期待しよう。

写真1
写真2

タムシバの実。今年はたくさんの花を咲かせた。4月下旬の低温がなければ、アカヤシオも同様に咲いただろうに。気象庁の気候系監視速報(2009年(平成21年)4月)によれば、4月下旬の低温傾向を見て取れる。

写真3写真4

夏休み最後の山頂には観光客が多い。深呼吸をすれば、途端にタバコの臭い。他にも弁当とか正体不明の臭いがある。

自販機で購入した清涼飲料は、人工甘味料(スクラロースアセスルファムK)入り。糖分でないので消化器で吸収されず、ノンカロリーと表示している。やたらと使用されるようになった。食品添加物として許可されているが、喜んで飲むものでもなし。「オーブンなどで138度以上に加熱を行うと塩素系ガスが発生する」なんて、大丈夫かと怪しむ。

写真5

ホツツジがたくさん咲いていた。花の多い一年だったが、そろそろ閉幕が近づいて来た。もう、トンボはいない。捕虫網を持った親子が所在なさげ。

写真6

土石流以降、6合目前後の裏道登山道は状態が悪い。1年前まで、木陰と水音の登山道だったのに。失われた天狗の踊場のように、周辺が木々に覆われるまでの時間はどれ程のものか。今後、裏道登山道の変化を見るのも楽しみのひとつではある。1000回登山の人には足元にも及ばないが、20年くらいは現役で歩きたいものだ。

藤内小屋には材木が積み上げられていた。ボランティアによる運搬作業だったらしい。四の渡しには新しい丸木橋が架けられて渡りやすくなった。

行程表

7:51鈴鹿スカイライン・中道登山口
10:30富士見岩
12:05裏道下山口(9合目)
13:45鈴鹿スカイライン
(作成 2009.09.02)(改訂/書式等 2012.02.26)