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御在所岳日記

豪雨が去って、ようやくの晴れ空に夏の終わりを感じ取る。今日も中道・裏道の周回コースを歩いた。

登山日
2008年8月31日日曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

記録

木曜日から東海豪雨(2000年9月)以来の雨が降り、岡崎市などの被害状況が報道されている。自宅では前日の天気予報に相違して青空が見えたので、遅くなったが御在所岳へ向かった。料金所跡は満車に近い状態。広い車間で駐車しているものが目立つが、どういう思考の持ち主かと怪しむのは今日ばかりのことでなし ...

写真1

見上げる御在所岳は6号鉄塔まで霧の中。ロープウェイのゴンドラがその中へと消えていく。紅葉シーズンまで客足が途絶えるので、夏休みの最終日は稼ぎ時に違いない。

写真2写真3
写真4

アカヤシオを覗き込むと枝先に3個1組の芽があるが、大きさが揃った組、1個が大きく残り2個は小さい組の2種類があることに気付く。大きいものは花芽なのだろうか。見上げるタムシバは、拳のようにゴツゴツとした実を赤く変え始めた。

霧が晴れて直射日光が照りつけるが、それほど暑くは感じない。あちこちでススキが穂を出し始めた。

写真6

三角点に行かずに裏道を下った。下山口(9合目)を出発すると左側はササ藪だ。北谷源流を挟んでスキー場があるが、小沢が現れるとササの中に動物の気配がする。ちらりと見えた背中はシカだろうか、付近には獣臭が残り、短い鳴き声が続いている。警戒音にしては緊張感が無い。この夏に生まれた子供だろうか。食害のことなど思いながら国見峠まで降りた。透明感のある青空がきれいだ。

行程表

9:30鈴鹿スカイライン中道登山口
12:06富士見岩
12:45裏道下山口
14:35鈴鹿スカイライン
(作成 2008.09.05)(最終改訂/書式等 2012.03.11)