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御在所岳日記

ドウダン達の花も寂しい梅雨入りの御在所岳である。

登山日
2008年6月8日日曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

記録

写真1

先週月曜日(2日)に東海地方は梅雨入り。平年より6日早いという。それでも、雨が止んだので御在所岳に来た。御在所山の家の鉄橋でエゴノキの白い花を見る。中道に取りかかろうとすると、足下の2号目標識に気付いた。誤った標高を書き込んだ3号目や4合目の標識をどうにかした方が良かろうに。

写真2写真3

オバレ石を過ぎると青空が見えた。帽子なしの脳天気オヤジとしては辛いところ。例年通りに、地蔵岩でベニドウダン、サラサドウダンに出会うが花は少ない。僅かな風を感じながら山頂を見上げていると、ヒオドシチョウが姿を見せ、セミも鳴き始める。

写真4写真5

次から次と花を巡るマルハナバチ。忙しく動きまわり、どの花に飛ぶのか予想困難。道草をしている内に、周辺の登山者達は前方へ去り、ヒトの気配が消えた。

北谷の展望台を過ぎればツクバネウツギの花。2週間前にスカイライン登山口で散り始めていたので、開花前線は1週間で250m上昇といったところ。アカヤシオは約150mなので、季節によるものかスピードアップしている。

写真6

山頂・朝陽台のサラサドウダン。花は少なく、一部の枝にしか花を付けていないものがある。今年、中道のツツジは裏年だった。「裏年」の地理的範囲はどれくらいの広がりか。日野町(滋賀県)鎌掛渓のホンシャクナゲは表年とのこと。(広報ひの6月号)12kmも離れているけれど。

写真7

日射しを避けて裏道へまわった。北谷の水音を聞きながら、新緑の登山道を下ることの心地よさよ。

行程表

10:02鈴鹿スカイライン中道登山口
12:30富士見岩
13:28遊歩道裏道下山口
15:22鈴鹿スカイライン
(作成 2008.06.10)(最終改訂/書式等 2012.03.16)