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御在所岳日記

雨後の御在所岳。シロヤシオの花は少なく、僅かなシャクナゲは終わった。

登山日
2008年5月25日日曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

記録

写真1

霧のような雨に鈴鹿スカイラインの料金所跡で逡巡する。どうせ止むのだし、カッパなど着たくもない。傘も面倒。菰野町の新図書館へ行ってみたいこともある。自動車の窓から手を出し、ラジオから流れる女性の生年月日を詮索するうちに出発の時が来た。

登山口の近くで、ツクバネウツギが花を落とし始めた。プロペラのような5枚の顎を残している。一方、登山口のウツギは刈り払われたのか、今年は白い花の姿がない。頭上ではロープウェイのゴンドラが灰色の雲に消えていく ...

先月から御在所ばかり登っているのもどうかと思うが、直ぐに来られるので、こんな日には都合が良い。中道を登るうちに朱色の花、ヤマツツジが咲く季節になった。

写真2写真3

地蔵岩手前の展望台から見る伊勢平野は意外と明るい。登山者の姿は少なく、ここまで登りが2組のみ。日焼けしないので好都合。黙々と霧の登山道を登れば、水も飲まぬうちに中道終点・富士見岩に着いてしまった。

写真4写真5

東山頂(朝陽台)ではシロヤシオの花が少ない。サラサドウダンはまだツボミ。先週に見つけた遊歩道沿いのツクバネソウは、すべてツボミを開いていた。

写真6写真7

真っ白で視界のない山頂だが、こんな日でもリフトは運転していた。どこへ行く気にもならず、そのまま朝陽台から裏道を下る。藤内小屋まで降りて、ようやくの青空。栄養豊富なのか、ここだけヤマツツジがぎっしりと花を付けていた。

行程表

11:09鈴鹿スカイライン中道登山口
13:03富士見岩
14:09遊歩道裏道下山口
15:54鈴鹿スカイライン
(作成 2008.05.30)(最終改訂/書式等 2012.03.16)