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御在所岳日記

御在所岳のアカヤシオが開花した。5ヶ月ぶりの御在所岳である。

登山日
2008年4月13日日曜日
ルート
中道-御在所岳-ユースホステル跡-表道

記録

鈴鹿スカイラインの冬季閉鎖ゲートは開いたが、滋賀県側は通行できぬらしい。薄い汗をかき、芽吹き前の明るい中道登山道を登る。山の大気を感じ取り心は躍るが、体力が大丈夫か心配。まあ、ゆっくり行けば良いか。

閉鎖された溝道を左から巻き上がると、西斜面にアカヤシオの花が見えた。登山道を離れて見に行く。さらに、名大ユースホステルクラブの歌碑付近でも咲いている。これで十分と思っていると、登山道でも咲いていた。裏道への連絡路分岐下の一株は、毎年、早く花を咲かせてくれる。(標高690m)

写真2写真3

しばらくの間、登山道にアカヤシオの樹がなく、次に現れるオバレ石ではツボミが堅い。それでも、展望台や地蔵岩では、日当たりの良いところに赤いツボミを見つけることができる。その展望台に手製の5号目標識が置かれていた。

写真4写真5

1月以降、まともに山を登っておらず、キレットからの登りは少々辛く感じる。木梯子は新調され、北谷の展望台にも7号目の標識があった。

要注意。溝道から飛び出して、最初のクサリが垂れ下がるところに穴が開いている。登山道の右側で、大人1人分のサイズがある。覗き込めば南北に溝状の底なしで、登山道に深刻な影響が出ないか気にかかる。

東山頂(朝陽台)でマンサク、バイカオウレンの花を見て三角点、長者池を巡り、ユースホステル跡まで行った。山上ホテルやカモシカセンターも廃業したが、昔の山に戻りはしない。棄てられたゴミに道案内をされてササが茂る旧道を降り、現在の表道に飛び出した。

1000m近くまで降りた日当たりの良い斜面にタムシバ、ハルリンドウを見て、そのまま表道を降り、三ツ口谷の入口に立ち寄った。そこでは、アカヤシオがわずかに開花している。ここは、自動車を降りてから距離も僅かなので、爺様になったら通う場所だと思っている。右岸上部、弥一ヶ岳北面にも花が見えた。今年もアカヤシオの花見登山で、鈴鹿の山々を巡るつもりでいる。

行程表

8:18鈴鹿スカイライン料金所跡
11:20富士見岩・到着
12:40ユースホステル跡
13:42旧道・石鳥居
14:31料金所跡
(作成 2008.04.15)(最終改訂/書式等 2012.03.17)