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御在所岳日記

トンボが飛び始めた。華やかな花の季節が終わる。

登山日
2007年7月1日日曜日
ルート
中道-御在所岳-一ノ谷新道

記録

写真1写真2

青空が見えるが、ここに日射しはない。まだ気温は低いが、汗が滴り落ちる。地蔵岩への登りにかかると、ササユリが咲いていると下山のおじさんが教えてくれた。見つけられなかったので気にしていたところだ。

写真3

立岩を過ぎれば、そのササユリが登山道の脇に咲いていた。匂いが強い。目を閉じていても花の存在がわかる。

溝状の道には、ベニドウダンの花がたくさん落ちている。今年は良く咲いたようだ。上部の岩壁まで来たが、真っ白で景色は見えぬ。残ったベニドウダンくらいしか視線を引きつけるものはなし ...

山頂では、三角点と長者池を歩いた。長者池のモリアオガエルのタマゴは、大方は水面に落ちている。まもなく、オタマジャクシでいっぱいだ。

写真4写真5

目立つ花は、タニウツギとタンナサワフタギくらい。麓では散ってしまったウツギも、山頂では白ツボミだ。遊歩道を歩いているとショウキランを見つけた。

写真6

旧カモシカセンター前に「古市みよ子写真展」の案内があった。テーマは御在所岳の花。いつまで経っても花の名前を覚えられないので、ちょいとお勉強に入館してみた。本人が見えて、こんなオヤジにも声をかけてくださった。せっかくだから、いくつか聞いてみる。ついでに、ショウキランの話をすれば、情報をもらって撮影済みとのこと。

トンボが飛ぶ山頂にサヨナラして、下山は一ノ谷新道。大黒岩への新しい切り開きは、昨年よりは道らしくなった。その大黒岩ではロープウエイに手を振って答える。コレ、定番です。

写真7写真8

下山した御在所山の家では、ナツツバキの白い花(沙羅双樹ということになっている。)が咲き始めた。料金所跡のネムノキはまだのようだ。

行程表

6:58鈴鹿スカイライン料金所跡
8:58富士見岩・到着
11:30一ノ谷新道・下山口
13:17御在所山の家
(作成 2007.07.02)(最終改訂/書式等 2013.08.24)