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御在所岳日記

日曜日の午後、雨上がりの御在所岳を中道往復で登った。シロヤシオの花は散ってしまったが、ベニドウダン、サラサドウダンがたくさんの花を付けていた。

登山日
2007年6月10日日曜日
ルート
中道-御在所岳-中道

記録

今年は降雨量が少なくて梅雨入りの兆候もない。ただ、寒気が南下して大気が不安定になったとのこと。金曜日の夕刻から雷を伴う大雨となった。レーダー画像を眺めれば、その雨も午後には止みそう。体力維持と言うことで御在所岳へ ...

写真1

鈴鹿スカイラインの料金所跡に到着すれば、既に自動車2台。雨は止んでいる。中道の登山口ではウツギの白い花が咲き始めた。山の家の小橋の上にはエゴノキの白いツボミ。この花は、何故か頭のなかでは雨と結びついて離れない。

寒気が南下しているのだから、あまり暑くはない。湿った空気を呼吸して曇天の中道を軽快に登る。地蔵岩付近には朱色のヤマツツジ。数は少ないが咲いている。

標高1080m程の北谷の展望台にはツクバネウツギの白い花。もう少し上まで咲いているが、これを過ぎれば花は見えなくなる。高度毎に咲く花の種類に何か断層のようなものがある感じで、上部岩壁の北面に回り込めば様子は一変する。

写真2写真3

ベニドウダン、サラサドウダンが多数の花を付けていた。イワカガミも残っている。山頂部も同様だ。

写真4写真5

サラサドウダンのなかを覗き込んでみたが、曇天の環境下では暗くて良く撮せない。無理な姿勢を続けられないので、こんな感じで諦めた。

写真6写真7

山頂三角点から国定公園記念碑へ歩けば、シカ、あるいはカモシカか、足跡がたくさん残っている。モリアオガエルの卵がぶら下がっている長者池を周回して戻る。シロヤシオの花は昨日の大雨にたたき落とされたものか。ほとんど散っていた。

写真8

行程表

12:45鈴鹿スカイライン料金所跡
14:46富士見岩・到着
16:25富士見岩・出発
17:45料金所跡
(作成 2007.06.11)(最終改訂/書式等 2013.08.24)