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  3. 2007年5月13日

御在所岳日記

アカヤシオの花見登山も最後になった。御嶽神社(御嶽大権現)から西へ、魚止谷右岸尾根を1047mまで往復すれば、シャクナゲが咲き始めていた。

登山日
2007年5月13日月曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

記録

先週、木曜日の夕刻から金曜日にかけて強風が吹き荒れた。この風は散華師となって鈴鹿の山を吹き抜けたはず。アカヤシオも大方は散ってしまっただろう。

7時過ぎに鈴鹿スカイラインの料金所跡に到着した。曇り空だが何組もの登山者が出発していく。地蔵岩付近や北谷展望台(980m)ではシロヤシオが開花しているが、小さな花でどれも頼りない。そして、中道上部の岩壁が近づけばアカヤシオの残滓。もう褐色を帯びてキレイと言われる程のものではない。

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山頂に到着したのが9時頃。黒雲が西の空を覆うが、ロープウェイからの観光客は意外と多い。宣伝効果というものか。アカヤシオ満開の新聞記事を口にする人がチラホラ。花は見頃を過ぎ、数も減って精彩を欠いているのだけれど。三角点北側で西端の岩場に続く真新しい切り開きを覗き込んでいると放送が流れた。クイーン四日市撮影会 ...

くたびれた花にはもう飽きた。10分遅刻で馳せ参じる。しかし若すぎるなぁ。オヤジには場違いと悟り、早々に現場から離脱する。遊歩道脇に「タテヤマリンドウ」と書かれた木杭が打たれ、その周辺をおばさん達が踏み荒らしていた。思わず言葉が出てしまう。

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御嶽神社からササの斜面を西へ降りて、魚止谷右岸尾根を1047mまで往復する。アカヤシオは咲いているが、早くも1140mくらいで見えなくなってしまった。岩も花崗岩ではないようだ。

変形した樹々の斜面を下れば、代わりにツツジの花、シャクナゲのツボミ。やがてゆったりとした尾根に変わり、1047mと思われる僅かな盛り上がりまで来れば開花したシャクナゲも少しばかり。

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行程表

7:14鈴鹿スカイライン料金所跡
8:57富士見岩
13:32表道・下山口
14:42表道登山口・石鳥居
15:05料金所跡
(作成 2007.05.17)(最終改訂/書式等 2013.08.24)