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御在所岳日記

御在所岳の紅葉は中腹まで下りてきた。今年は、少し遅れているとのことだが。

登山日
2006年11月4日土曜日
ルート
中道-御在所岳-表道

記録

鈴鹿スカイラインの料金所跡を出発すれば、見上げる山頂に雲はない。常緑樹が多いオバレ石までの道は、だいぶ葉が落ちて明るくなった。

そのオバレ石を通過し、展望台にて紅葉の山を正面に見る。紅葉は中腹まで下りている。座り込めばロープウェイが動いていることに気付いた。数えてみると11台。まだ8時前だが、資材を上げているのだろうか。今日の御在所岳は人出に違いないのだから。

写真1
写真2

道草しながら歩いていると、登ってくる登山者が多くなった。にぎやかなのも悪くはないが、静かな立岩へ下りてみる。中道から僅かの距離だが、ここには誰もいない。中道とは少し違った角度から山頂部を見上げる。

写真3
写真4
写真5

見下ろす北谷には、藤内小屋やウサギの耳に裏道を行く登山者が見える。聞こえてくるのは藤内小屋の大工仕事の音かな。いつの間にやら10時を過ぎてしまった。

中道に戻るとキレットでは大渋滞、老いも若きも列に並んでいる。ここから見上げる中腹の紅葉が美しい。順番を待ちながら、皆、見上げている。

写真6

アカヤシオの子房が5裂してはじけ、種を散らし始めた。まだ緑の子房もあれば、黒く枯れてしまったものもある。間もなく葉を落として冬支度。来春の花芽は用意されているらしい。花の季節から中道のアカヤシオを見てきたが、そろそろお仕舞いにしようか。

写真7写真8

中道終点の富士見岩に到着した頃には正午を過ぎていた。山頂部の紅葉は終わりそうだ。三角点を往復して、表道を下ることにする。

写真10

南斜面を下る表道は明るい道だ。それほど展望に恵まれてはいないが、この時期には紅葉が映える。これといった特徴をつかめない登山道を急下降し、お不動さんに無事登山のお礼をして駐車地へ急いだ。時間が遅かったのか、少し道が荒れていて不人気なのか、表道では誰とも出会わなかった。

行程表

7:09鈴鹿スカイライン・料金所跡
12:08富士見岩
14:31表道下山口
15:46表道登山口
16:12鈴鹿スカイライン・料金所跡
(最終改訂/書式等 2013.09.16)