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御在所岳日記

国見尾根から藤内壁を眺め、御在所岳を周遊した。

登山日
2006年9月2日土曜日
ルート
裏道-国見尾根-国見岳-御在所岳-中道-裏道

国見岳

鈴鹿スカイライン・蒼滝大橋の東側駐車場は、まだ半分くらい。ここに自動車を停めて出発する。大気は爽やかな冷気に満たされているが、裏道を歩けば汗いっぱい。

人の気配がない藤内小屋を通過。ウサギの耳で小橋を渡って、水場で手を洗う。次の標識で右折。裏道を離れて、国見尾根への道を登る。登山道は明瞭な方だが、下山に使いたくないような急勾配だ。30分ほどで国見尾根に登り着いた。

写真1

ここから国見尾根を10分ほど登れば、根が這い回る坂道になる。固定ロープが終わるところに岩があり、広くはないが、藤内壁の展望台になっている。(写真1)

写真2
写真3写真4

さらに、4分も登ればユルギ岩・天狗岩に到着する。空は、もう秋の色だ。

ユルギ岩からの展望はとても良好。藤内壁だけでなく、東方向に障害物がないので、伊勢湾まで良く見える。いまは逆光だが、午後になれば綺麗に見えるだろう。

写真5

しばらくの間、ミズナラの葉に留まるチョウを眺めて過ごす。絶えず見張っているのだろうか。もう一頭のチョウが近づくと、葉から飛び立つ。どうも、雄と雌との逢い引きという雰囲気ではない。テリトリーに侵入してくる同性に対してスクランブル発進をしているように見える。それとも、ただ、相手がお気に召さぬだけか。

国見岳の山頂へ立ち寄って付近を散策していると、こんなのを見つけた。緑色の絨毯がとても綺麗だ。まあ、オヤジとしては、斯く在りたいものではある。

写真6

御在所岳

御在所岳に到着すると霧の中。今日は快晴を期待していたのだが。

望湖台でトンボとにらめっこする。逃げないので、こんな写真が撮れた。(トリミングだけど。)無精ひげのような、なんともいえぬ造形です。

写真7
写真8

何処で、何をしていたのやら、浦島太郎。トンボと戯れているうちに、2時間を過ごしてしまった。オタマジャクシがいっぱいの長者池を最後にして、中道を下山した。

行程表

5:44鈴鹿スカイライン・裏道登山口
6:30裏道から国見尾根に取り付く
7:02国見尾根
8:34国見岳(8:34-9:54)
10:30御在所岳(10:30-12:32)
13:51中道から裏道へ
14:10裏道
14:29裏道登山口
(最終改訂/書式等 2013.09.15)