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  3. 2006年5月14日

御在所岳日記

開花が一週間ほど遅れたアカヤシオだが、花が残るのは山頂部のみとなった。しかし、その開花状況は良くなかった。

登山日
2006年5月14日日曜日
ルート
中道-御在所岳-表道

中道

写真1

雲が被さる鈴鹿の山へ遅刻して到着した。見上げる中道には、アカヤシオの最後尾が上部岩壁の付近に見える。しかし、もう色が冴えない。写真を拡大すると小さく登山者の姿が写り込んでいた。確かに、あそこは登山道 ...

写真2
写真3

キレット付近からは散華の跡。胸突八丁を登り、その上部岩壁に近づけば良い花が残っており期待したが、それ以降の花数が少ない。これは山頂部も同様で、今年は斜面を染める花々を見ることなく終わった。

高度を上げるほどに、時期遅れの降雪など寒暖の影響を大きく受けたものか。あるいは、去年が良かっただけに、生物的なリズムによるものなのか。ハルリンドウはたくさん咲いているのだけれど。

写真4
写真5

表道

時刻が遅いので、足下は良くないが表道を下った。いま、芽吹きの時期は見通しがあって明るいことが好ましい。ミツバツツジが西日に照らされてキレイだ。

写真6写真7

やがて、西多古知谷からの水音が大きくなって、チラリと滝が姿を見せる。下方は樹木が邪魔で見えない。狭い尾根道を歩けば直ぐに水音の方向が変わり、今度は不動明王像から東多古知谷の百間滝を望む。昨日の雨で水量は充分ある。

4週間、連続して中道を歩いたが、これでアカヤシオの花の追っかけはお仕舞い。鈴鹿スカイラインの料金所跡ではヤマツツジが咲き始めた。

行程表

11:31鈴鹿スカイライン・中道登山口
13:32富士見岩
15:08表道下山口
16:44表道登山口・石鳥居
(最終改訂/書式等 2013.09.15)