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御在所岳日記

昨日は雨、今日は霧と強風。そろそろアカヤシオも見納めだ。裏道からヤシオ尾根経由で国見岳と御在所岳を周回した。

登山日
2005年5月7日土曜日
ルート
裏道-三岳寺跡-ヤシオ尾根-国見岳-御在所岳-裏道

裏道

写真1写真2写真3写真4

天候の回復を期待して出かけた。鈴鹿スカイラインの蒼滝大橋東側の駐車スペースに自動車を停める。1台しか停まっていない。雨が降ってくるが青空も見えている。木々がざわめいているが、この風が山上の花を散らすのだろう。

荷物を背負った藤内小屋の親父さん、おばさんに挨拶をして追い越す。ビールを買うときしか言葉を交わしたことが無いのだけれど。その藤内小屋では営業の準備中。ビールやジュースを冷やし始めたところ。小屋のあたりではシロヤシオが咲き始めていた。

ヤシオ尾根・国見岳

藤内小屋から三岳寺跡へ向かう。振り返る藤内壁は、いまだに霧の中。このまま霧のヤシオ尾根に突入しても仕方ないのでペースダウン。登山道は川になっている。登山靴がきれいになるので良しとしておこう。

三岳寺跡を過ぎ、腰越峠の道からヤシオ尾根への踏み跡へ入る。分岐点には新しい標識が取り付けられている。ひと登りして赤い旗。新品だね。

尾根を登り、腰越峠からの尾根通しの道に合流する。風が強く、森全体が揺れている。視界は良くない。アカヤシオの花は残っているが、地面にある方が多い。キノコ岩に立ち寄るが、危険なほどに風が強くて、そのうえ何も見えない。

それに対して県境尾根の風は、まだ穏やかだ。霧の中からアカヤシオの花が現れる。まだ、大丈夫かな。散った花も多いけれど。しばらく遊びまわる。時折、薄日が差すようになった。樹が大揺れするので写真の撮りようがない。地面に散った花を写すばかりだ。

国見岳の山頂も強風のただなか。さっさと通過する。石門や南峰で登山者と出会った。

御在所岳

写真5

朝陽台に人影はない。強風で何か飛んでこないか心配になる。当然、この風ではロープウエイも運休だろう。駅のシャッターが降りていた。霧で山頂部の様子が解らないが、それなりにアカヤシオの花は残っている。

中道はやめて裏道から下山する。国見峠から降り始めると霧が晴れて伊勢平野が望まれる。下界は五月晴れだ。もう、シャクナゲが咲き始めている。次第に明るくなる北谷は穏やかで、陽が差すようになれば新緑が心地よい。こんな日でもチラホラと登山者に出会った。物好き多し。

行程表

9:19鈴鹿スカイライン・裏道登山口
13:03国見岳
13:47御在所岳(13:47-14:06)
15:52裏道登山口
(最終改訂/書式等 2013.09.15)