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御在所岳日記

昨日は野良仕事を片付けて、また日曜日の山登りとなった。今日も上天気なり。浮かれて黒谷源流部まで降りたりした。アカヤシオの開花は少し高度を上げた。

登山日
2005年4月24日日曜日
ルート
三ツ口谷左岸尾根(日蔭尾根)-武平峠-御在所岳(黒谷源流部)-中道

三ツ口谷左岸尾根(日蔭尾根)

写真1写真2

先週と同様に、三ツ口谷左岸尾根から登ろうと三ツ口谷へやってきた。堰堤のバックウオーターは澄んだ水がきれいだ。付近のアカヤシオは既に満開なり。急斜面の尾根を登ると880mあたりの岩場まで良く咲いている。振り返れば、弥一ヶ岳の西面にもアカヤシオの花が見える。(写真4)

写真3写真4

この岩場から県境登山道まで、尾根上の4つのハゲを通過していく。第1ハゲはあまり咲いていないが、第2ハゲは意外と咲き始めている。タムシバの白い花も多いので、今年もカメラを持って座り込んでいると登山者のグループが通過して行った。

しかし、この先ではほとんど咲いていない。第3ハゲを通過すると低いササに踏み跡が消えるが、尾根上を適当に歩けば最後のハゲに着く。今日は鎌ヶ岳には寄らないので、ルートを北へ外れて打越蔭谷の源流部を跨ぎ、県境登山道へ出た。

御在所岳

写真5

武平峠に咲くアカヤシオも1080mの天指し岩では、まだ赤いツボミだ。この道を行き交う登山者多し。

御嶽神社に立ち寄って、西側の笹藪へ入る。ここから西へ延びる尾根を歩き、1100mから等高線に沿うようにUターンして樹林を横断し、最後は水音がする黒谷の源流部へズリズリと降りた。付近にはカマ跡が残っている。(写真5:左、標高1070m付近)

コクイ谷からこの谷を登りたいと思っているが、未だに果たしていない。しゃがみ込んで流水に手をつければ心地よし。

古いペンキマークを拾いながら、水流に沿って登る。最後は、しばらくの間、残雪が被さるササに苦しめられて長者池に飛び出した。

中道

写真6写真7

飽きもせずに中道を降った。キレット付近まで来るとアカヤシオが咲いている。

写真8

先週から200m余り標高が上がったことになる。名古屋地方気象台の観測では、サクラの開花は平年より3日遅く、昨年より8日遅いとのこと。アカヤシオも開花が早かった昨年に比べると1週間以上は遅いように思われる。

昨年は4月24日の降雪などにより、開花寸前だった山頂部のアカヤシオは全滅状態になってしまったらしい。今年は、大いに期待したいところだ。

行程表

7:45鈴鹿スカイライン・料金所跡
11:03武平峠
12:03御嶽神社
13:14長者池
14:45富士見岩
16:38料金所跡
(最終改訂/書式等 2013.09.07)