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御在所岳日記

鈴鹿スカイラインは土砂崩れ、崩壊で閉鎖中。

登山日
2004年9月12日日曜日
ルート
蒼滝駐車場-裏道-御在所岳-中道-蒼滝駐車場

記録

写真1写真2写真3

昨日のうちに野良仕事をこなして時間を確保したのだけれど天気が良くない。予定のルートへ出かける気になれないので、また御在所へ。

新聞報道によれば、5日夜、大雨による土砂崩れで県道が通行止になり、湯の山温泉が孤立したとのこと。

湯の山街道(477号線)には、「鈴鹿スカイライン通行止」の表示があり、そのとおりに熊牧場前で閉鎖されていた。路肩に多数の自動車が止められて、登山者はここから歩いているようだ。歩いても良いが、蒼滝駐車場へ行ってみる。

温泉への道は普段どおりだが、三の瀬の山神で崩壊があったようだ。蒼滝駐車場への道に入ると、国民宿舎の裏で路肩が崩壊しているが通行に支障なし。到着した駐車場の利用率は8割以上。紅葉シーズン以外はガラ空きなのだが、いつもとは様変わりだ。

遊歩道を歩いて蒼滝経由で裏道へ上がる。この階段も足下の石が崩れていたが通行可能。右下に北谷を見ながら裏道を行く。土砂が流れ込んだようで、しばらくは蒼色の淵を見られそうにない。

登山道は既に補修されたものか荒れてはいない。登山者もそれなりに多い。ウサギの耳の木橋が折れていたが、これは以前から怪しくなっていたもの。しかし曇り空。国見峠に近づく頃には真っ白になってしまった。

山頂は涼しい。寒いといった方が正解か。霧の中から登山者や観光客が現れては消えていく。朝陽台のベンチに腰掛けておにぎり一個。体が冷えぬうちに中道を降った。

中道を鈴鹿スカイラインまで降りると、いつものように温泉道路の終点には自動車がいっぱい。通行止のスカイラインには何の問題も見あたらない。

写真4写真5 割谷方向を振り返る

しかし、割谷まで来ると路面に大量の石が現れた。割谷が崩壊し、路面の高さまで土砂やガレキで埋め尽くされている。収まりきらなかった土砂が路面を流れ下ったようだ。

この割谷には旧登山道があり、中道への入り口のひとつだったが使えそうにない。

驚いたことに、蒼滝トンネル西口の駐車場に関西ナンバーの自動車があった。ガラス窓には通行止と書かれた貼紙があり、三重県側は危険なので、至急、滋賀県側から退出せよとある。

さらに、トンネルの東口付近にも何台かある。運転席にいた人に聞くと滋賀県側から来たとのこと。

この先にも土砂崩れがあるのだろうが、見物はお終いにして蒼滝駐車場へ帰った。国民宿舎の駐車場には、夕方なのにほとんど自動車がない。こちらは、水道水を使っていながら温泉と偽っていたというのだから、まあ仕方なかろう。

行程表

10:30蒼滝駐車場
13:05御在所岳・朝陽台(13:05-13:43)
16:07蒼滝駐車場
(最終改訂/書式等 2013.09.01)